SERIES No.031IRONMAN [WAR MACHINE] 銃器に彩られた最強のバディ到着。


商品詳細

全身武器の重装備、重武装の重厚感あふれるスーツデザインを圧巻のボリュームで造形
ガトリングガンとマシンガンに取付られるエフェクトパーツも付属し、劇中の戦闘シーンを再現!

●特撮リボルテック アイアンマン マークⅥ(No.024)に続くアイアンマンシリーズ第2弾としてアイアンマン マーク2を戦闘用に改良したパワードスーツ、ウォーマシーンが登場
●「ウォーマシーン」の名の通り全身武器の重装備、重武装のデザインイメージそのままに圧巻のボリュームで造形
●マッシブなプロポーションに22個のリボルバージョイントを使用し、立膝ポーズなども再現できる自由度の高い可動を実現
●ウォーマシーンの最大特徴である肩のガトリングガンには6mmジョイントを2個使用し、自由に方向を変えて動かすことができます
●ガトリングガンと両腕のマシンガンに付けられるエフェクトパーツが付属、劇中の烈しい戦闘シーンも再現可能
●硬質感溢れるガンメタグレーの塗装と装甲部分のマーキングでウォーマシーンの劇中イメージを表現
●アイアンマン マークⅥ(No.024)と並べて“遊べる相棒”として劇中後半のバトルシーンも再現可能

(左)アイアンマン マーク2を改造し、全身に武器を備えた『ウォーマシーン』。
重武装のスーツデザインを圧巻のボリュームで再現!!

映画「アイアンマン」シリーズに登場するアイアンマン マーク2を改造し全身に武器を搭載した”アイアンマン ウォーマシーン”。その重武装の重厚感あふれるスーツデザインを圧巻のボリュームで造形。

(右)重厚感と硬質感がより引き立つ全身のガンメタグレーとシルバー塗装!!
全身にガンメタグレーの塗装を施し、フェイスマスク・上腕・太もも等、ポイントとなる部分にメタリックなシルバー塗装でコントラストを出すことにより、重厚かつ、硬質感の際立ったカラーリングになっている。

(左)装甲部分の各所にマーキングを施し、劇中イメージを表現
肩・脇腹・腕などにマーキングを施すことで、劇中のジム・ローズ中佐の操るウォーマシーンのイメージを表現!!
(右)全22個のリボルバージョイントにより多種多様なポージングが可能!!
全身に組み込まれた全22個のリボルバージョイントと全24箇所の可動箇所により、様々なポージングが可能。また、立ち膝、正座といった独特なポージングも可能な可動範囲を確保している。

(左)腹部を別パーツで造形!!
特撮リボルテック『ウォーマシーン』の上半身は胸部と腹部が別パーツになっており、広範囲の可動域を確保。様々なポージングをする際の重要な役割を果たしている。
(右)特徴的なガトリングガンはリボルバージョイントにより可動!
ウォーマシンのシルエットの中でも特徴的な背面のガトリングガンは2つの6mmリボルバージョイントにより、様々な方向・角度に動かせる!!

(左)ガトリングガン・腕のマシンガンに付けられるエフェクトパーツが付属
ウォーマシーンが、ガトリングガン・腕のマシンガン装備で弾丸を発射する際のイメージを表現したエフェクトパーツが3つ付属(ガトリングガン用×1、マシンガン用×2)。劇中の熾烈な戦闘シーンも再現可能!!
(右)全高160mm。特撮リボルテック『IRON MAN MARK Ⅵ』と共に、共闘シーンを再現できる!!
特撮リボルテック SERIES No.024 IRON MAN MARK Ⅵとのサイズ感もピッタリ!!劇中のアイアンマンとウォーマシーンの共闘シーンを再現しよう!!
※こちらの商品は特撮リボルテック「SERIES No.031(仮)」のみの商品です。

(左)様々なポージングとシーン再現に不可欠なオプションパーツで、キミの手でウォーマシンを操ろう!!
マシンガン用エフェクトパーツ×2、ガトリングガン用エフェクトパーツ×1、銃弾ベルト×1、オプションハンド×4、ネームプレート×1

フィギュア詳細

■全長:約160mm
■可動箇所:全24箇所
■ジョイント使用数:22個
8mmジョイント×8/6mmジョイント×7/4mmジョイント×7/

付属品

マシンガン用エフェクトパーツ×2
ガトリングガン用エフェクトパーツ×1
銃弾ベルト×1
オプションハンド×4
ネームプレート×1

原型師

榎木ともひで

希望小売価格:3334円(税別)

Iron Man 2, the Movie©2011 MVL Film Finance LLC. Marvel, Iron Man, all character names and their distinctive likenesses:
TM &©2011 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All Rights Reserved. 



特リボのツボ:ウォーマシーン

Coming Soon…


特撮研究家の面白話:ウォーマシーン

現実感の風が吹く、ミリタリータッチが抜群!!
ウォーマシン出撃!

SF映画「アイアンマン2」(2010年公開、ジョン・ファブロー監督)に登場したウォーマシーンは、原作ファンが映画に登場するのを待望していた人気キャラクターだった。アイアンマンこと、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の親友で、アメリカ国防総省軍事委員会のメンバーでもあるジェームス・”ローディ”・ローズ中佐(ドン・チードル)が着用して活躍するパワードスーツだ。
ウォーマシーンのベースになったのは、トニー・スタークが保管していたシルバーメタリックに輝くアイアンマン・マークⅡのスーツだ。

アイアンマンの動力源であるアーク・リアクターのパラジウムが生み出す中毒症状への恐怖、軍事産業からの訣別、アイアンマンとして孤独に生きる運命、さらにアーク・リアクターを開発した父親との葛藤からトニーは自暴自棄となっていた。そして自ら主催するスタークEXPOの記念パーティーでアイアンマン・スーツを着用したまま酒に酔っ払い、リパルサービームを射って騒いでいたが、そのトニーを諌めようと、保管されていたマークⅡスーツをローズ中佐が着て力づくでアイアンマンを抑えこもうとした。スターク邸を半壊させる激闘を経て、トニーは気を失うが、彼の行動と心理状態を不安視するローディはマークⅡスーツを着たまま、所属するアメリカ軍航空基地へと飛び、トニーの手からマークⅡスーツを奪ってしまう。そしてスターク・インダストリー社のライバル軍事産業のジャスティン・ハマー社長のハマー・インダストリー社に銃器類の協力依頼をして、ミリタリー仕様のアイアンマンスーツの試作タイプとして「ウォーマシーン」が完成したのだ。これでトニーがアイアンマンとして暴れても、「ウォーマシーン」で抑えることが可能となった。

原作コミックのウォーマシンを映画用に再デザインしてリファインしたのは、リード・アーマー・イラストレーターのライアン・マイナーディング(主人公のアイアンマン・マークⅣ/マークⅥのデザインをまとめたのも彼だった。)。レガシー・エフェクツ社の造形スーパーバイザーのシェーン・マハンは、ドン・チードルの全身をスキャンして3Dデータを取り、マイナーディングのイラストのウォーマシンをボリューム満点の立体モデルに再設計して、コンピューターの中で可動モデルとして検証して全身彫刻で作り、モデル化(マケットと呼ばれる全身モデル。「トイ・ストーリー」のようなCGキャラクターでも実存感を確認するため作られる技法だ。)するモデラーならではのテクニックの両方で、立ち姿のバランス、そして全方位から見るポーズ、動きの歪みの修正を磨き上げた。
前作「アイアンマン」では、着用に20分以上かかり、着脱にも20分、坐ることも出来なかった全身スーツを再検証して、アメリカン・フットボールスーツのような肩パッドを装着する新しいシステムにスーツを設計して、頭部から胸部、腕、そして肩パーツから腰までの上半身のボディスーツが作られ、腰から下と脚部はモーションキャプチャーのポイントをつけたタイツをはき、ILMのCGスタッフが役者の動きに合わせて、作製したCGで下半身を作りあげる合成システムを完成させた。
 多用された上半身スーツとモーションキャプチャーによるCG合成だが、役者が全身スーツを身にまとうシーンもあった。
ドン・チードルはシルバーボディのマークⅡの登場シーンで、その全身スーツを着用してパワードスーツを着た”ローディ”の感情を手中にしようとしてアイアンマンと戦う撮影にチャレンジしていた。
キャラクターをつかもうとする役者魂は、ウィップラッシュを演じたミッキー・ロークも同じだった。電磁ムチを振るうウィップラッシュのシーンで、CGアニメのガイドリーダーになる”しなるムチ”のパーツは、動かしやすいゴム状のモデルと、重く本物に近いメタル状のモデルがあったのだが、ロークは重いメタルパーツの方を使いたがって、「この方がいいんだ。」とその重量感を演技の中に持ち込もうとして、まさにブンブンと振り回し、迫真力を上げて撮影スタッフや監督を喜ばせた。

ウォーマシーンは、その両腕に装備された9mmマシンガン、背中に装備されていて、自在アームであらゆる角度に撃ちまくるガトリングガン、左肩に内臓されている1発のミサイル、両手から放たれるリパルサービーム攻撃(ハマーがズラリと並べたアサルトライフルやグレネードランチャー、ショットガンはドローンとの戦いには使われなかった)と全身に武器を内蔵したバトルマシーンで、ミリタリータッチの色彩を抑えた塗装がアイアンマンに重厚さをプラスしていて、まさにアイアンマンの頼もしき相棒(バディ)を実感させてくれる。

スタークEXPO会場から空中へと飛び出し、戦うアイアンマンとウォーマシーン、そしてドローン達との攻防シーンは巨大なデジタル・マットアートを背景に作られたフルCGのバトルアクションだった。日本庭園での決戦シーンも含め1400もの合成特撮シーンの迫力で、アイアンマンもいいが、内蔵された銃器を撃ちまくるウォーマシーンは現実とフィクションをつなぐ特撮メカニックの魅力を実証していると思う。

特撮リボルテックのモデルを見てみると、アイアンマンと並べるとボリューム感のあるボディラインがまさに重戦車のタッチで、ウォーマシーンに加えられているディティールのボディライン・パネル配置・マーキング・銃器の発射エフェクトの、まぁ絵になること。ミリタリーファンの心をもくすぐるアクションモデルだ。
ポージングの良さも、そのがっしりとしたボディラインのおかげであらゆる攻撃ポーズがつけやすい。特撮リボルテックのベスト3に入るアクションモデルといってもいいんじゃないか。
アイアンマンと並べ、二人のポーズをつけていく。この楽しさはたまりません!!
(特撮研究家:池田憲章)