SERIES No.028 SULLEY & MIKE
自在に動かせる可動式の目で表情満点なサリーとマイクの二体組!
軟質素材を用い、ふさふさの毛を違和感なく表現&可動!
●ディズニーとピクサー製作の長編フルCGアニメーション映画の第4作目【モンスターズ・インク】より青い毛むくじゃらのモンスターのサリーと、ひとつ目モンスターのマイクが登場
●サリーとマイクの目は可動式、顔の前半分を取り外して裏側から自由に動かすことができ、劇中のようにコミカルな表情を演出
●オプションフェイスとして口を大きく開いたサリーの顔が付属、本体ポーズとあわせて驚いた様子や困った顔などを表現
●サリーは背中、肘、足を柔らか素材で成型し、可動を妨げずに自然なポージングをつけることができる
●マイクの細い手足には最小サイズの4áoジョイントを使用し、自由度の高い可動で様々なポージングが可能
●サリーとマイクの頭に取り付けることができるモンスターズ・インク社のロゴ入りヘルメットが付属
(左)モンスターズ・インクの名コンビ「サリー」と「マイク」が共に特撮リボルテックでアクションフィギュアに!!
悲鳴エネルギーの獲得量はいつもトップの”怖がらせ屋”「サリー」とその相棒「マイク」の2人が特撮リボルテックでアクションフィギュアとして登場!!
(右)「サリー」、「マイク」ともに目を動かすことが可能。様々な表情を表現できる!!
サリーとマイクの目は顔の半分を取り外して後ろから動かす事が可能!!色々な表情を取らせることができ、ポージングと合わせて様々な表現を可能にしている
(左)肩・足・肘関節部に軟質素材を採用。ジョイントを隠しながら自然なポージングが再現可能!!
肩・足・肘関節部に軟質素材を使用することで、ジョイント部分を目立たないようにポーズを取らせることができ、さらに十分な可動域を確保している。
(右)サリー用のオプションフェイスが付属!!
サリーが口を開いた表情のオプションフェイスが付属!!目の動きとオプションフェイスの組み合わせで、様々な表情を再現でき、様々なシーンが表現可能!!
(左)マイクの可動部に4mmジョイントを採用!!
大きな眼が特徴のマイクには両腕、両足、両足首の計6箇所に4mmジョイントを採用。
細長い手足に最小サイズの4mmジョイントを使用し可動部分を確保することで、作品中のマイクのようにコミカルで活き活きとした動きやポーズが再現できる!!
(右)サリーの胴体部に独立した可動パーツを使用!!
サリーの胴体部には10mmジョイントを2つ使用した可動パーツが組み込まれており、直立から前かがみの状態のポージングが可能!!
(左)サリーの柔らかな体毛を、造形と繊細な塗装により表現!!
サリーの大きな特徴である全身の体毛を全身の造形により再現。さらに繊細な塗装により柔らかな毛並みを表現している。
(右)モンスターズ・インク社のヘルメットが2つ付属
劇中にも登場するモンスターズ・インク社の作業用ヘルメットがオプションパーツとして付属。
サリー、マイク共に頭にかぶせつことができ、様々なシーン再現を可能にしている。
(左)こだわりのオプションパーツで劇中シーンを再現可能!!
オプションフェイス(サリー)×1、ヘルメット×2、ネームプレート×1
フィギュア詳細
■全高:約115mm
■可動箇所:全16箇所
■ジョイント使用数:14個
10mmジョイント×11/8mmダブルジョイント×2/8mmジョイント×2/
付属品
オプションフェイス(サリー)×1
ヘルメット×2
ネームプレート×1
原型師
松本栄一郎
希望小売価格:3334円(税別)
©Disney/Pixar
Coming Soon…
モンスター最高の名コンビ!
サリーとマイクがキミの部屋へやってくる!!
『モンスターズ・インク』(2001年公開)のピート・ドクター監督は小さい頃、子供部屋のオモチャは実は生きていて、彼が部屋からいなくなると動きだして遊んだり、部屋の中の壁にある洋服を吊るしたクローゼットの中には異世界への秘密の扉があって、いろいろな怪物がひそかに隠れていて、真夜中になったら彼を驚かそうとしているんだといつも想像してわくわくしていた少年だった。
ピクサーがディズニー映画を共作した全編3DCG初のアニメ映画『トイ・ストーリー』を完成、大ヒットとなり、ジョン・ラセター監督は作品の中心で活躍したスーパーバイジング・アニメーターのピート・ドクターを次回作の『バグズ・ライフ』に参加させず、「まったく自由に新作のアイデアを考えてほしい」と彼に初監督作品を依頼した。ピート・ドクターは”クローゼットから真夜中に出てくる怪物のイメージ”を思い出して、自由にどんどん発想を広げていった。
ドクターは考えた。彼らが出てきて子供たちを驚かすのは遊びじゃなくて、怪物の仕事なんじゃないか。タイムカードを押すみたいに、何時に出てきて、決まった時間に異世界へ帰っていくみたいな。どんな仕事かというと、子供を驚かして悲鳴をあげさせ、その悲鳴がある強力なエネルギーを持っていて、そのエネルギーを集めて怪物の世界は社会を動かす動力源にしているとしたらどうだろう…と考えていったのだ。クローゼットから出てくる怪物の会社、ベットの下から出てくる怪物の会社といろいろある。怪物が住む都市はモンストロポリスと名づけよう。
この設定を見てジョン・ラセター社長がつけ加えたアイデアが、子供たちを驚かす怪物が、実は子供を恐れていて、子供に触るのも禁じられているし、子供部屋の物も絶対に怪物の世界に持ってきてはいけない。もしこの規律を破るとCDA(子供汚染防疫局)の消毒部隊が出動して、その怪物は罰せられるという怪物界のきびしい掟だった。
ドクターは「こんないいアイデアで物語やキャラクターに二重性を与えて、ギャグとスリルを倍加することができたんだ」と語っている。
ストーリーを練りながら、鉛筆によるイメージボード、キャラクターとギャグシーンのスケッチがどんどん作られ、スタッフルームの壁にはられていった。その中で子供たちに悲鳴をあげさせるNo.1モンスターのサリーとその相棒マイクのキャラクターが浮かびあがった。
モンスターデザインの中心となったプロダクション・デザイナーのボブ・ポウリー、ハーリー・ジェサップは、子供を怖がらせる怪物のホラータッチとキャラクターの愛嬌・楽しさをまとめるのに苦労し続けた。
「最初期のサリーはもっと怖い印象で、どこか物足りない印象でした。物語の中半では人の良い陽気なキャラクターの部分も出てくるわけで、3つぐらいの性格が必要で、怪物としては複雑で難しいキャラクターだったんです」とドクター監督は語る。
キャラクタースケッチやイメージボードから立体モデルを作りあげるジェローム・ランフトがサリーの全身モデルと実物大の頭部を何体も造形して突破口が生まれていく。
「ジェロームはコンピューターのCGアニメに必要な造形を本当に熟知していて、でもそれ以上にリアリティーがすごいんです。その口の開き方や目付き、そのポーズを見ていると”そうか、サリーはこういうキャラなのか”とその実在感をはっきり感じるんです。立体モデルによって、サリーの性格や目指すべき方向性がはっきり見えてきました」とドクター監督は語る。
CGアニメにとって、立体モデルのリアリティーがいかに大事か判る。
たくさんの動物の映像、写真も検討して、クマのイメージも借りたサリーの頭部だが、その全身のアニメイメージと動きには、ドリーム・クエスト・イメージ社とILMがリメイクしていた最新作の『マイティ・ジョー』のゴリラを超えて個性的な演技を見せたCGアニメのテクニック(骨格や、毛のふくらみ・流れ・柔らかさ)を参考にして、生き生きとした楽しいアクションを作りあげていった。
アニメーターのうまさあってのキャラクターなわけだが、ドクター監督はマイクも難しいキャラクターだったと語る。
「マイクは一つの眼と口しかなくて、鼻も頭すらなかった。初めはこれで大丈夫かと思ったが、マイクの中心アニメーターのアンドリュー・ゴードンがその唇の表情や、手、足の絶妙な動きとポーズで、マイクの軽やかで愉快で皮肉屋の性格を作りあげてくれた。正直、その動きを見ながら、なんども吹き出して笑った。あのマイクがいることで、サリーのキャラクターは完成したんだ」
特撮リボルテックのサリーの横に、マイクをポージングさせておくと二人のセリフが聞こえてくるようだ。特撮リボルテックのサリー、マイクともに目玉を動かせて、その表情の楽しさを倍加できる。丸っこくて大きいサリーとちょこまか動く小柄なマイクを二体並べて、この名コンビの楽しさを満喫してほしい。
(特撮研究家・池田憲章)
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