SERIES No.003 快獣ブースカ
昭和41(1966)年に放映され、当時多くの少年少女を夢中にさせた 子供たちの友達“快獣ブースカ”を正確にフィギュア化。 放映当時はモノクロ放送だったが、現存する資料をもとにカラーリングや全身の毛並みを細かな彫刻と塗装で再現。くりっとした大きな目は、付属の工具で自在に動かすことができ、劇中と同様にぴょこぴょこ動く愛嬌ある耳は、ボールジョイントで可動するのでテレビ以上に豊かな表情を見せてくれる。また、12個のリボルバージョイントとボールジョイントを組み込んだことで、様々なポーズをとらせることができるようになりました。
オプションパーツは、ブースカが大好きなラーメンと箸、それを持たせるオプションハンド。さらに尻尾と頭部は2種類ずつで、尻尾は”普通”の尻尾と”大嫌いな亀に噛み付かれた”尻尾、頭部は撮影当時、”二種類”あったぬいぐるみ(スーツ)の形状を作りわけたマニアも驚きの ”丸型”と”おむすび型”の頭部が付属。
目が動き、口も開く!
目が動くギミックでブースカの最大の魅力である「可愛らしい豊かな表情」を再現できる。目玉は付属の工具を使って上下左右に動かせ、どんな表情も思いのまま。口を開かせることでよりリアルな表情を再現することが可能である。
(左)2種類のブースカ!?
TVシリーズ撮影当時、実際に使用された2種類の顔を精密に再現!! 頭部パーツの微妙な違い(簡単に言えば三角形と丸型、模様の違い等)を楽しめ、ブースカ好きも唸る完成度!!
(右)ブースカの弱点!? 「ブー冠」が着脱可能!!
ブースカのエネルギー源である「ブー冠」。「ブー冠」は取り外し可能だが、取り付け忘れると、せっかくのポージングも「シオシオノパー」だ!!
ブースカといえば…ラーメン!!
ブースカの大好物である「ラーメン」。劇中でもたびたび登場するラーメンをオプションパーツとして付属。専用の手を使用することで右手に箸、左手にラーメンどんぶりを持たせることができる。
(左)愛嬌たっぷりの耳もうごく!!
劇中では10キロ先の会話を聞くことが出来る耳は、さまざまな方向に動かせるボールジョイントで再現!!
(右)特殊塗装により、柔らかな質感を表現!!
細密に施された彫刻とウォッシング塗装により、実際の着ぐるみ同様の毛並みを表現している。
大嫌いな亀に噛み付かれた尻尾にも取り替え可能!!
尾は動かすことはもちろん付属の亀に噛み付かれた尻尾と取り替えることで、あの名場面を再現できる!!
フィギュア詳細
■全高:約125mm
■可動箇所 全20箇所
■ジョイント使用量 全12個
8mmジョイント×6 / 6mmジョイント×4 / 4mmジョイント×2
付属品
ラーメン×1、箸×1、オプションハンド×4(握った左手 / 右手、箸を持つ右手、どんぶりを持つ左手)、尻尾×2(通常 / 亀が噛み付いたもの)、顔パーツ×1
原型師
木下隆志
希望小売価格:2715円(税別)
©円谷プロ
【特撮リボウィキ:ブースカ】
ブースカは、1966年に日本テレビでドラマ化され、「バラサ バラサ」「シオシオのパー」などブースカ語が大流行し、今でいうところの社会現象を巻き起こした大人気快獣です。
”ブースカ社会現象”として、マンガ「快獣ブースカ」が、小学館の学習雑誌「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」「小学五年生」「小学六年生」のすべての学級向け雑誌に連載されていました。
ブースカは、怪獣とはいえ(“快”獣ですけど)他のキャラクターとは違い「可愛らしさ」「親しみやすさ」を表現するものなので、“特撮ヒーローのスケールモデル”と称されたウルトラマンのフィギュアを作って有名になった、海洋堂所属の木下隆志が造型を担当することになりました。
木下氏曰く、「全身を覆う毛の表現は、造形ではたいへん難しいものですが、なんとか雰囲気が出せたのではないかと思います」
「ブースカには頭が2つ!?」
ブースカの頭部には、当初から全体形状が異なるタイプが存在したようです。
簡単に言えば三角型と丸型ですね。ウルトラマンのように放映時期で変化したのではなく、場面によって使い分けられていたようです。
そこで、どちらの形状のものも商品として入れてすげ替えられるようになっています。頭がまるごと2つ入ったお買い得品というわけです。
「”シオシオのパー”や”バラサバラサ”の表情が作れる☆」
このフィギュアで最も特徴的なのは「目玉が可動する」システム。
眼球自体がボールジョイントとなっており、裏側から付属の工具を使って目線を自由に動かすことができるので、当時TVやマンガで見ていた”シオシオのパー”や”バラサバラサ”など様々な表情を
演出することができます。
その他に、ブースカのキャラクターを印象付ける付属品として、大好物のラーメンにもこだわりました。これまで食玩などで培った技術を駆使し、塗装やどんぶりの模様にいたるまで劇中の「美味し
そうな」ラーメンを目指しました。専用の持ち手もついていますので、食事シーンが再現できます。
是非、ラーメン屋さんのオーナーの方は、ブースカを置いて”接客のお手伝い”をさせてください。
「ウルトラQ」が1966年1月2日、放送スタートして、小学生に爆発的な怪獣ブームか起きるのだが、空を飛び、水に潜り、ビルをぶっ壊すパワフルな怪獣の特撮映像に子供たちは夢中になった。
背が小さい子供たちは、いつも大人から見下ろされ、言い様のないプレッシャーを感じていた。
ところが、怪獣が出現すると映画の中の大人はあわてふためき、その権威は失墜して、大人も子供も一緒になってしまう。
その開放感は無類だった。
強いものにあこがれる子供たちの心は怪獣にだって親しみとあこがれを感じるようになった。
怪獣は、子供たちを楽しませてくれる友人になった。
恐怖の存在として怪獣を考えていた円谷プロや映画会社は、まるでアイドルのように怪獣に夢中になる子どもたちの行動が意外だったようだ。
そして人間サイズのカネゴンのユーモラスな物語が、子供と友達になる怪獣のヒントになった。
ブースカは、大作少年が科学実験でイグアナを巨大化し、クロパラの栄養素のためなのか、言葉もしゃべれる怪獣で、日常をファンタジーの世界に抱えてくれる存在だった。
その丸々しく、福々しいデザインは、合成作画やマットアートを手がけていた黒田達郎氏が粘土原型でまとめたもので、植毛した思わずさわってみたいニコ毛のような肌をしたブースカとして完成された。
まん丸の目玉と、キュキュッとラーメンの匂いに動く鼻の穴、そしてプリプリのキリリンコと怒りの蒸気を出すブー冠と、マンガ・タッチの顔で放送当時も女の子のファンが多くいた快獣だった。
「シオシオのパー」、「プリプリのキリリンコ」、「パラサ、パラサ」と喜怒哀楽のすべてにブースカ語とそれを言うポーズがあって、リボルテック関節だからこそ可能な、その全てのポーズをぜひ動かして作って欲しい。
「ぼく、ブースカ」……後にアニメ「サザエさん」でカツオを演じる声優・高橋和枝さんの愛嬌ある声が忘れられない名キャラクターだ。
(特撮研究家 池田憲章)
レビューリンク
特撮リボルテック SERIES No.003 快獣ブースカを紹介しているサイト様や、ブログを集めました。
皆さんも遊ぶときの参考にしてみてください。
ホビーストックさんが運営する大人気レビュー「シマゾウレポート」。快獣ブースカを紹介していただいています。
ガンプラを中心にフィギュアの紹介をしているサイトです。綺麗な写真でレビューが見やすい、読みやすい!!
みるブロ
管理人様:みるまうすさんのフィギュアホビーブログ。箱やオプションパーツなど、細かい部分のレビューも必見!!
サブカルチャー・ショック
管理人様:サラダオさんのサブカルチャーを中心としたブログ。ブースカの最大の魅力ともいえる可愛らしさが全面に感じられる写真たちに癒されます〜☆
へどらにっき 第二シーズン
愛らしい表情の写真をたくさん盛りこんでいただきました!!ゴジラとの対決もアクションフィギュアならではの特権!?ブースカの特徴を的確に捉えたレビューです!!
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