SERIES No.004 バラゴン
【特撮リボルテック】に東宝特撮映画がラインナップ!先陣を切るのは地底怪獣バラゴン。最もオーソドックスな恐竜型怪獣らしいフォルムのキャラクターであり、地底怪獣というカテゴリの嚆矢となった怪獣ともいえる存在。
原型師は世界の博物館に展示用フィギュアを提供している、動物造形の第一人者、「松村しのぶ」。狛犬をモチーフとした特徴的な頭部をはじめ、フォルムや表皮にいたるまで生物感をリアルにフィギュア化。
13個のリボルバージョイントを組み込み、劇中同様に四つん這い、立ち上がった状態をどちらも再現することができます。尻尾はベンダブル機構により、この太さにして曲げることが可能。ぐっと躍動感が出せる造りになっている。
耳状のヒレは寝かせた状態と立てた状態のどちらにも動かすことができる。頭部の角は透明素材を使用し、発光するイメージを演出。山荘、樹木、逃げ惑う馬など、劇中の場面を創造できるオプションパーツ付き。
(左)強力な削岩機である角が!!
地底怪獣であるバラゴンの特徴とも言える、劇中でサーチライトの役目も果たす角は、透明素材を使用し発光状態をイメージ。
(右)バラゴンがロッジや馬を襲うシーンを再現可能!!
付属の馬はバラゴンにくわえさせたり、逃げまどう様子を演出できる。
(左)劇中の激しい戦闘シーンもバッチリ! リアルな造形!!
生物感を失わない自然なパーツ分割。13個リボルバージョイントで劇中の激しいポーズをとらせることができる。四足と二足のポーズも自在。
(右)尻尾は、この太さにして曲げることが可能!!
尾は内部に金属線が入った「ベンダブル構造」。自在に曲げてポージングがつけられる。
(左)獣!?爬虫類!?特徴的な背中の突起パターンもリアルに造形!!
バラゴンのキャラクター性を高め、以後の地底海獣の系譜に
連なる特徴的な背中のひだを、実在するかのようにリアルに造形。
(右)まさに恐竜型怪獣!!という細かいディテール!!
「手」「腕」「腹」 ・・・細かいところまで表現した、「恐竜型怪獣」らしいディテール!!
興奮時に起き上がる耳のアクションを再現!!
狛犬の顔をモチーフとしたオリエンタルな風貌や、起き上がる耳のギミックで、劇中のバラゴンと同様の表情を再現できる。
バラゴンの表情を思い通りに表現することができる!!
下あごパーツが可動するため、通常の二足歩行時のシーンや、迫力を持たせたい戦闘時など、よりリアルに再現することが可能だ。
フィギュア詳細
■全高:約110mm(二足時)
約200mm(四足時)
■可動箇所 全19箇所
■ジョイント使用量 全13個
10mmジョイント×6 / 8mmジョイント×3 / 6mmジョイント×4
付属品
ロッジ×1、樹木(大×1、小×1)、馬×1 馬用スタンド×1、ネームプレート×1
原型師
松村しのぶ
希望小売価格:2715円(税別)
【特撮リボウィキ:バラゴン】
正統派恐竜型怪獣ですね。しかも東宝怪獣ラインの第一弾でもあります。
おなじみの“地底怪獣”というカテゴリと呼称は、このバラゴンがルーツ。
由緒正しき怪獣といったところでしょうか。
怪獣の玩具は星の数ほどありますが「本当に関節が自在に動く可動怪獣」は滅多にありません。「生身の生き物」の造型ということで、可動箇所の分割線の不自然さ、関節の隙間が気になる・・・という「宿命」があったからです。
特撮リボルテックはその“タブー”に挑戦するシリーズでもあります。
しかし、案ずるより産むが易し・・・ほんとは易いわけではなかったのですが、十分「リアルフィギュア」として鑑賞に堪えるものになったんじゃないかと自負しています。「遊んで飾れる」フィギュアですね。たぶん、画像で見るより、手に取って遊んでいただいたほうがそれを実感できると思います。
「動物・恐竜の第一人者が造形を担当」
造型を担当したのは世界の自然史博物館の展示作品や、食玩チョコエッグやチョコQ・ダイノテイルズでお馴染み、動物造型の第一人者、松村しのぶです。
動物・恐竜フィギュアの世界最高の作り手が、架空の怪獣を作るとどれほど格好よくなるか。勝手なアレンジを加えるのではなく、見た目の形は映画の怪獣を忠実に再現しながら、生命感を注入する・・・
彼以上にそれができる造形家はいません。
「怪獣の太くて曲がる尻尾」
四足、二足ともに力強いアクションが可能。
とくに尻尾は内部に金属線の芯を入れ、外皮を軟らかい素材で成型することでポーズに合わせて動かすことができます。
太い尻尾はなかなか可動させるのが大変で、ここが曲がる怪獣フィギュアはあまり見られないはずですが、この先も避けては通れない課題として、特撮リボルテックは「曲がる尻尾」にも挑戦していきます。
付属品には劇中のシーンを再現できる様々なストラクチャー(木やバンガローや馬)を用意しました。ユーザーご自身の手で思い思いの配置ができます。
こういう趣向の怪獣玩具も、実はありそうであまりなかったんじゃないかと思います。
特撮リボは、「誰もやらなかったこと」を追求していきますよ。
東宝特撮映画の歴史の中で、ゴジラ、アンギラス、ラドン、バラン、モスラ、キングギドラと続いてきた怪獣の歴史は、バラゴンによって次のステージへと進む。
人間の12.5倍の約25mの巨獣で、油田開発によって長い眠りから覚め、核実験の放射能にからまない新設定で、空腹だからなのだろうと、人間を家畜を次々に襲って、食べ続ける描写を見せ、肉食獣として、野生獣とずるがしこいハンターの知恵と信じられないジャンプ力の運動性を見せる怪獣で、どちらかといえばゆったりと動くゴジラと対極の怪獣だった。
東洋生まれを意識させるために、神社に安置されている伝説の狛犬に、発光器の角をつけさせた円谷英二特技監督に、渡辺明美術監督がデザインをまとめ、ゴジラを初代から手がけた利光貞三氏が造型。翌年渡辺明美術監督は東宝を離れたため、円谷、渡辺、利光、そして中に入ったスーツアクター中島春雄氏と4人が作りだした東宝怪獣の最後のスター怪獣となった。
たたまれていた耳が地上に出ると立ち、見る角度で千変万化する表情をバラゴンは見せ、どこか笑みを思わせる口角の仕上がり、それはライオンや虎のような王者の野獣の風格をその顔に与えていて、耳まで裂けた口がガッと開いた様子は、まさに吠える野獣そのものだ。
その立体の妙味を、フィギュアの造型の中で味わって欲しい。
(特撮研究家 池田憲章)
レビューリンク
特撮リボルテック SERIES No.004 バラゴンを紹介しているサイトや、ブログを集めました。
皆さんも遊ぶときの参考にしてみてください。
ホビーストックさんが運営する大人気レビュー「シマゾウレポート」。地底怪獣バラゴンを紹介していただいています。
かめとぜん
管理人様:えちごやもへいさんのゲーム・マンガ・フィギュアと多岐に渡るブログ。今回はブースカ&バラゴンのレビュー!!色々な遊び方をご紹介していただいています!!
特撮フィギュア特捜隊
特撮大好きな管理人様:恒点観測員342号さんのブログ。バラゴンも写真多めで、5回にわたって紹介してくださいました!!
映GUN具
管理人様:ひだっちょさんの映画や玩具を中心としたブログ。細やかな写真撮影で様々な角度からバラゴンのディテールを確認することが出来ます!!購入を迷っている方は必見デス!!
the scientist:
管理人様:バラン兄さんブログです。ポーズ付けの参考にもなる可動部分を細かく紹介してくださっています!!
fantasia diapside:
特撮好きだと、すぐに分かる文体とライティングに凝った写真がバラゴンの魅力を最大限に引き出してくれています!
この他にもレビューリンクを募集中!!「自分のレビューも載せてくれ!!」という方がいらしゃいましたらご応募ください!!応募はこちらから→レビューリンク応募
※ご応募いただいも掲載できない場合がありますので予めご了承ください。