SERIES No.027 ギャオス[1967] 超音波メスがすべてを切り裂く!!昭和版ギャオスがここに復活!!


商品詳細

立ち姿も飛行ポーズも再現できる、昭和ガメラ最大の
ライバル怪獣!
口から発射する超音波メス、切断された戦闘機、
ミニガメラが付属!

●ドラキュラをモチーフにデザインされ、シャープなスタイリングと斬新な演出で最も有名な悪役怪獣、ギャオスが【特撮リボルテック】に襲来
●エッジが利いた独特の形状を余す所無く造形された頭部
●首は大きく上下に可動。画期的な関節の多重構造により、立ち/飛行ポーズのどちらも再現できる
●ギャオス最大の武器、超音波メスがエフェクトパーツとして付属。さらに切断された瞬間を造形した戦闘機を取り付けることができる
●巨大な翼や上半身の外皮を軟質素材で成型し、自然なポーズをつけられる
●劇中で登場した自らの足を切断して逃走するシーンが再現できる右足首も付属
●スタンドにはアタッチメントを介して接続。飛行ポーズで飾ることができる
●噴煙を上げて飛行するミニサイズガメラが付属

(左)大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」(1967年)版【ギャオス】が特撮リボルテックに堂々登場!!
1965年から1980年までに8作が公開された特撮映画「ガメラ」シリーズの中から、1967年公開の「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」版のギャオスが特撮リボルテックに登場!!昭和版ギャオスが遂に君の手の中で動き出す!!
(右)記憶に残る昭和版「ギャオス」を完全再現!!
ギャオスの特徴的な頭部の六角形の形状、腹部、手足といった各部のディティールを忠実に再現!!
初登場となった「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」のギャオスがここに蘇る!!

(左)翼、上半身の外皮を軟質素材により再現!!
ギャオスの特徴的な大きな翼を軟質素材で再現!!翼をたたんだ状態や羽ばたく状態などのポーズが再現可能!!さらに、上半身の外皮も軟質素材によって再現しているため、自然なポージングをすることができる!!
(右)首の可動により直立・飛行ポーズを再現可能!!
首部分のリボルバージョイントにより、上下の可動域を確保!!さらに首部分を細かなパーツで分割することで直立状態から、飛行ポーズまでを自然な状態で再現できる!!

(左)ギャオスの必殺技「超音波メス」をオプションパーツで再現!!
ギャオスの必殺技である「超音波メス」をオプションパーツ「超音波メス エフェクトパーツ」で再現!!さらにオプションパーツ「戦闘機」を超音波メス エフェクトパーツに取り付けることで、劇中のシーンをリアルに再現可能!!
(右)印象的な劇中シーンを再現できるオプションパーツ「右足首(切断)」が付属!!
劇中でギャオスがガメラに捕まり逃走するために自ら切断した「右足首(切断)」がオプションパーツとして付属!!劇中の印象的なシーンを切り取った、リアルなシーン再現が可能!!

(左)特撮リボルテックで、昭和・平成の時を越えた「ギャオス」をコレクションできる!!
現在発売中の、平成版ガメラである「特撮リボルテック SERIES No.007 ギャオス」(別売り)と並べることで、時代を超えたギャオスのコレクションが可能!!2体のギャオスの異なったディティールを君の目で確かめよう!!
※「特撮リボルテック SERIES No.007 ギャオス」は別売りです。
(右)特撮リボルテック SERIES No.026 ガメラ[1967] と「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」を再現!!
2011年5月1日発売の「特撮リボルテック SERIES No.026 ガメラ[1967]」(別売り)とギャオス、2つの特撮リボルテックでライバル対決を再現しよう!!
※「特撮リボルテック SERIES No.026 ガメラ[1967]」は別売りです。

(左)多彩なオプションパーツで昭和版「ギャオス」の様々なポースを再現可能!!
超音波メス エフェクトパーツ×1、戦闘機×1、右足首(切断)×1セット、ミニサイズガメラ×1、ミニサイズガメラ用噴煙スタンド×1、ディスプレイ用アタッチメント×1、ディスプレイスタンド×1、ネームプレート×1

フィギュア詳細

■全高:約130mm
■可動箇所:全15箇所
■ジョイント使用数:14個
8mmジョイント×8 / 8mmダブルジョイント×1 / 6mmジョイント×3 / 6mmダブルジョイント×2

付属品

超音波メス エフェクトパーツ×1
戦闘機×1
右足首(切断)×1セット
ミニサイズガメラ×1
ミニサイズガメラ用噴煙スタンド×1
ディスプレイ用アタッチメント×1
ディスプレイスタンド×1
ネームプレート×1

原型師

松村しのぶ(可動アレンジ:大津敦哉)

希望小売価格:3334円(税別)

©角川映画



特リボのツボ:ギャオス[1967]

Coming Soon…


特撮研究家の面白話:ギャオス[1967]

闇にきらめく超音波光線。血を求めて飛ぶ
超音波怪獣ギャオス、現る!!

 「大映は専門セクションの合成課がなかったものだからギャオスの超音波光線は監督の僕が現像所へ乗りこんで、自分で光線のアタリを取って、こんな形状でと原画まで描いて画面に合成してもらった。どうせやるなら印象的にしようと思って、ワイド画面の端から発射して遠くに離れたガメラの腕に当たって、何発も当てて切り口を広げようとか、ヘリコプターや新幹線の屋根を切断したり、東宝がゴジラでやってなかった味わいを出そうとしてみた。専門家じゃないから、クサビみたいな直線の光線になったんだ。でもかえってギャオスの超音波光線はそれがうまく行ったんじゃないかな(笑)」

これは「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」(1967)の湯浅憲明監督から直接聞いた証言だった。

 怪獣はそれまで人類が知らなかった様々な超能力を持ったスーパー生物だが、大映が生んだガメラシリーズは、次々にユニークな怪獣キャラクターを生み出して、東宝のゴジラやモスラ、キングギドラが好きだった少年ファンをびっくりさせた。例えば、ガメラが初めて戦った怪獣バルゴンは、口から冷凍液を吹き出す長い舌を出し、背にあるトゲからは虹色の破壊光線を発射する。雨が降ると活動力がにぶり、その皮膚は長い間、水に使っているとやがて溶解していく弱点がある。
ゴジラは放射能火炎を吐き、ラドンは飛行するときに衝撃波を出す。キングギドラは三つの首から吐く引力光線と、それまでの怪獣の武器はだいたい一つだった。ところがガメラシリーズの怪獣はいくつもの武器があって、弱点があったり、生物チックな香りがあって、どこか動物くさい個性が独特だったのだ。
 ガメラが二番目に戦った「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」の超音波怪獣ギャオスは、その代表作のような怪獣キャラクターだった。超音波メスのような光線を吐くだけでなく、苦手な火を消す消火液を胸から出し、ガメラのジェット噴射を消したり、Y字型の骨格を使って音叉のように超音波光線を出すメカニズム(映画の中で怪獣の内部図解がストーリーに活用されたのは初めてのことだった。ギャオスの細胞を分析する弱点発見のプロセスも他の怪獣映画にはあまりない感じだった)も動物の能力分析風で実にユニークだったのだ。
ギャオスがユニークな点は、住み家の洞窟を飛び立つのはエサの人間を襲うためという生理的な映像で、新幹線を襲撃したり、人々が避難したナゴヤ球場の上空に飛来し、苦手な光る照明灯に近づけずに球場の上空で旋回を繰り返すシーンなど、これこそが怪獣映画の恐怖だと映画館の暗がりの中でゾクゾクしたのを思い出す。そこにガメラがやってきて球場の人々が見上げる空中でギャオスと戦いだす。こんな空間量のあるドラマチックな特撮シーンを見るのは初めてだった。
「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」(1966年、田中重雄監督)で特撮監督になって怪獣対決を見せていくおもしろさに気づいた湯浅憲明監督が「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」では、ドラマ部分と特撮部分両方を演出して、特撮シーンに必ずドラマ側の反応・ストーリーを溶けこませていて、高橋二三氏の脚本の奇想天外なアイデアもうまく映像にまとめて、見応えあるガメラとギャオスの戦いを描きだした。

 特撮リボルテックの昭和版ギャオスは三角形を基調にして鋭角的にまとめられた全身のボディーライン、シャープな形状の頭部の目と開く口をよく再現していて、その全身のモールドのディティールも見てほしい。丸みのあるガメラのボディーラインと並べると、まさにライバル怪獣で、ガメラと並べてあなたの部屋の中で対決させてほしい!!
(特撮研究家:池田 憲章)