「ガメラ 大怪獣空中戦」(1995年)の真の主役は、飛行怪獣ギャオスだ! 昭和のガメラ映画に登場したギャオスも人間を食べる夜行性の怪獣で、超音波光線でガメラを追いつめ、空中戦でガメラと戦ったり、バルゴンと並んでガメラの最強ライバルとして、子供たちに愛された名怪獣だった。金子修介監督と脚本の伊藤和典氏は、古代文明が生んだ人類をまっ殺するために作りあげられた生体兵器という伝寄性をストーリーの中に埋めこみ、面目を一新するハルマゲドン怪獣として、世界のモンスター映画史上に残るキャラクターとして誕生させた。樋口真嗣特技監督は、ガメラと対比して、小柄で華奢な(鳥の骨格がそうなのだ)体系を求めて、怪獣造型の原口智生氏が動ける女性スーツアクターを指名して、女性が演じるモンスター・スーツとして立体化された。だが、小柄なのに、CG撮影による超音波メス(もう昭和ギャオスのような光線ではなく、画面が超音波の波動で揺らぐエフェクトで表現している。もちろん光線状でも人間を守るガメラの手を傷つける描写はちゃんと描いている)でガメラを圧倒するなど、平成特撮映画のデジタル特撮の先駆けとなった。飛行形態、そして翼をたためての地上に降りた姿と、特撮リボルテックのボティは、ギャオスの特徴をあますところなく再現している。ポージングによって実に多彩なシルエットを見せる怪獣、それがギャオスなのだ!!
解説:特撮研究家 池田憲章
■全高:約120mm
■可動箇所 全19箇所
■ジョイント使用数 全14個
(10mmジョイント×3 / 8mmジョイント×6 / 6mmジョイント×3 / 6mmダブルジョイント×2)
ミニサイズギャオス(飛行ポーズ)×1、ミニサイズギャオス用スタンド×1、支柱×1、ディスプレイスタンド×1、飛行ポーズ接続用アタッチメント×1、ネームプレート×1
松村しのぶ