「PVを作りたいけど、どうしたらいいかサッパリだ!」

そんな方のために、特リボCM(左動画)を制作していただいた、島崎淳氏にインタビューをお願いしました(ありがとうございます!)
プロの視点での制作裏話、動画作成のヒントをもらって下さいね。

※CM動画を先に見てからインタビューを読んだ方が楽しめると思います!

動画作成のコツ

島崎淳氏

フリーで映像コンテンツ制作・演出・編集をやっている野良超獣。
「大魔神カノン」もよろしくです。

今回のCMのコンセプトを教えてください
まずは、初期に発売された4体のラインナップ紹介です。
「特撮」リボルテック……と一口に括りつつ、かなりカオスというか(笑)、バラエティに富んだキャラクターがラインナップされてますよ!……という感じが出せればと思いました。
あと、各キャラの個性もなるだけ。
CM(PV)を作る時に、まず何から始めますか?
ざっくりですが、コンテです。およそ、どのキャラのどんな部分も見せるのかを決めてから撮影に入っています。
とはいえ実際カメラを向けてみると、その通り撮れるとは限らないので、あまりコンテ段階で決め込みすぎても意味ないかも。
リボルテックの場合、それほどサイズが大きくないので、レンズ的に撮れるものと撮れないものが出てくることが多いので、その辺は臨機応変に。
今回のCMを作るにあたって苦労した点は?
大魔神の顔がチェンジしたり、バラゴンの耳が立ったり……という動きを表す画は、同ポジで人形を固定しつつ、顔だけチェンジしたりして撮るのですが、どうしても位置がズレてしまうので、そこが苦労どころです。
液晶モニターにサランラップを張り、マジックで輪郭をなぞって位置合わせをしました(これ、特撮の現場でもやってます)。
あと、今回は、キャラに合った背景色、ライティングを工夫してみました。
あった方がいいソフトやスキルは?
ソフトは、普段映像編集で使っている、「Adobe premiere pro CS4」使ってます。
ただ、今回は特殊な機能は一切使っておらず、せいぜい動きの表現で、オーバーラップさせてる程度。
なので、全く凝ったソフトはいらないと思います。それより、撮影でどこまで凝れるか……で決まるような気がします。
ライティングでもかなり印象変わります。
これからPVを作ろうと思っている人にひとこと
特撮リボルテックは、各キャラクターの魅力を十分に研究して作られているフィギュアなので、映像作るにあたっても、各キャラへの理解やら愛情をたっぷり込めて、作ると相乗効果で素敵なものができるような気がします。
うちらは、「すげぇ!着ぐるみみたい!」とか言いながら、撮ってました(笑)。