仮ALIENPAGE
1980年の第52回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞したリドリー・スコット監督作『エイリアン』。シュールレアリズム画家H.R.ギーガーが手がけたエイリアンの斬新なデザイン。光と影を巧みに操り、閉鎖感ただよう船内を闇の中に邪悪なものがうごめく迷宮へと変貌させ恐怖に満ちたゴシック・ホラーの世界を作り上げた作品。その『エイリアン』シリーズの第一作に登場し、強烈なインパクトを与えたビッグ・チャップが特撮リボルテックの第一弾に登場!独特なフォルムから導き出された造形はまさに”バイオ=メカニックス”のギーガーワールドの呼び名にふさわしいモデルだ。
口の中からもうひとつの口が飛び出す「インナーマウス」を搭載!!
劇中と同様、エイリアンの象徴的器官である「インナーマウス」が飛び出すギミックを搭載。
ベンダブル構造を採用した尾は、動きのあるポージングが可能。
尾は「ベンダブル構造」で芯部には針金使用。それにより、自在に曲げることができ、動きのあるポージングも可能。
(左)13個のリボルバージョイントで、広範囲な可動が可能
リボルバージョイント13個を組み込み、15箇所が可動。それによって広範囲な可動を獲得。様々なポーズをとらせて飾ることができる。
(右)透明素材を使用し、頭部の内部構造も忠実に再現
頭部カバーは透明パーツを使用、劇中では暗くてよく見えなかった頭部の内部構造も忠実に再現。
透明素材を利用した塗装と細密造形でエイリアンの魅力を再現!!
緻密な作り込まれたディテール。また、透明素材と塗装でエイリアン独特の質感を再現している。
(左)腹部と胸部が独立可動し、上半身を深くかがませる事ができる!!
胸部と腹部を独立可動にしたことで、全体のフォルムを崩さずに上半身を最大90度まで深くかがませる事が可能。広範囲な可動も演出できる。
(右)触るも良し!飾るも良し!
机周りや、本棚などに好きなポージングをさせて飾っても邪魔にならないサイズの全高150mm。
フィギュア詳細
■全高:約150mm
■可動箇所 全15箇所
■ジョイント使用量 全13個
8mmジョイント×6 / 6mmダブルジョイント×1 / 6mmジョイント×4
付属品
エイリアン・エッグ×1、
フェイスハガー ×1、
ディスプレイスタンド×1、
ネームプレート×1、
ディスプレイスタンド×1
原型師
矢竹 剛教
(原型可動アレンジ:松本栄一郎)
希望小売価格:2850円(税込)
特撮リボルテック SERIES
No.001 ALIEN (エイリアン)/海洋堂
Amazon.co.jp
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【エイリアンのカリスマ性と特撮リボルテック】
エイリアンのデザインは、公開当時から数十年がたった今も斬新で、他に似たものが見つかりません。
このデザイン、SF映画ファンで嫌いな人はいないんじゃないかというカリスマ性を備えたものだと思われます。
『特撮リボルテック』の第1弾としてふさわしいものとして、このファミリーの細かな構想が固まる以前(2年以上前)から制作を開始していました。
「原型師が2人!?」
原型制作の矢竹氏は大阪在住の造形家で、エイリアンなど、海外のクリーチャー(怪物)モノに造詣が深いこともあり、お願いすることになりました。
ただし、可動システムは苦手ということで、海洋堂松本栄一郎が、可動システムの組み込みとそれにあわせた原型の改修を行っています。
「ファーストの原型サイズは2倍の大きさだった」
造形家矢竹氏は、普段から大きいサイズのものを制作し、慣れ得意としているため、まずはディテール再現のためにも大きなサイズで制作したのです。
最初に制作した原型は、ツーアップモデル(2倍寸原型)。
その後、この原型をダウンサイジング。
この方法は、海外のフィギュア商品では普通に行われているものです。ダウンサイジング後、可動システムを組み込む工作が行われました。
「長期にわたる試行錯誤!!
“超絶”可動が見せ場!」
特撮リボルテックという新ファミリー自体の方向性を決める製品なだけに、可動システムの「落としどころ」の検討、エイリアンの独特の質感を再現するための塗装など、通常のフィギュアにない長い時間をかけて開発されました。
そのおかげで、前屈みに腹を曲げるなど、これまで数々発売されてきたエイリアンフィギュアにはない、超絶可動が組み込まれたものに仕上がりました。
もちろん尾はベンダブルで自在に曲がります。関節部のリボルバージョイントの不自然さが目立つことが心配されましたが、意外に気にならないところまで落とし込むことができ、「ディスプレイモデルと可動トイの両立」という課題は達成できた気がします。
ディスプレイ派が十分満足できる可動フィギュアシリーズが特撮リボルテックです。エッグやフェイスハガー(幼体)など、それ単体でも人気のあるアイテムが、付属するのも魅力です。これ、結構豪華ですよ。
Alien TM & © 2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.
SF映画の歴史を変えるデザイン・ワークは、映画界の外からやってくることが多い。
地球が巨大な星と衝突する「地球最後の日」(1951)に登場する地球脱出の宇宙船を天体画家チェスリー・ボーンステルがデザイン。少年雑誌のSFイラスト、メカ・イラストを描いていた挿絵家・小松崎茂がメカ・デザインを担当したのが、円谷英二特撮監督の東宝映画「地球防衛軍」(1957)、「宇宙大戦争」(1958)、「海底軍艦」(1963)。
NASAの宣伝イラストを担当していた画家のラルフ・マッカリーにメカ・デザインとキャラ・デザインを頼んだのが、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」(1977)であった。
「エイリアン」(1979)で、リドリー・スコット監督は、スイスの幻想画家H・Rギーガーに、主役となる宇宙人デザインを依頼する。
エイリアンは、映画の宇宙人イメージで、それ以前、それ以後の宇宙生命体の生物感イメージで決定的な影響を与える。
闇の中に潜み、獲物を食するために現れ、食べるだけでなく、卵を生み、寄生して、母星に侵入して、その星の住民全てを滅ぼすまで繁殖し続けるのだ。
恐るべき生体システムを持つ究極生命体であった。
その全身は、凶々しきパーツでしめられ、非情な牙、鋭利な爪としなやかな突き刺す尾と体液すら強力な酸の毒性の液体・・・
特撮リボルテックの造形を見ても、その暗黒からやってきた宇宙最強のモンスターの不気味さを実感するばかりなのだ。
(特撮研究家 池田憲章 )
レビューリンク
特撮リボルテックを紹介しているサイトや、ブログを集めました。皆さんも遊ぶときの参考にしてみてください。
ホビーストックさんが運営するシマゾウレポート。エイリアンを様々な角度から紹介していただいています。
:
ガンプラを中心にフィギュアの紹介をしているサイトです。レビューが見やすい!!
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様々なジャンルの玩具レビューをされているブログです。写真が沢山!!
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