SERIES No.033 G2ガメラ Ver.G2 地球の守護神「ガメラ」!!リボルバージョイント搭載の「G2ガメラ」遂に登場!! 腹部パーツの交換で「ウルティメイトプラズマ」を再現可能!!


商品詳細

新たに出現した宇宙からの脅威に立ち向かう地球の守護神
パーツ交換により最強の必殺技「ウルティメイトプラズマ」を再現可能!!

●革新的な映像により一般層をも巻き込んで大ヒットした「平成ガメラシリーズ」、
第2作でさらに進化した“G2ガメラ”が新ギミックを搭載して【特撮リボルテック】に復活
●シャープさが強調されたフォルム&ディテールを表現した緻密な造形
●外宇宙からの侵略者・巨大レギオンを粉砕した必殺技「ウルティメイト・プラズマ」を腹部パーツの差し替えにより再現
●迫力を増したプラズマ火球ももちろん付属
●太く力強い尻尾はベンダブル構造により自在に動きます
●開花直前をイメージした草体、小型レギオン(陸上/飛行形態2種)のミニフィギュアが付属

(左)リボルバージョイントを搭載したG2ガメラが特撮リボルテックに降臨。
平成ガメラシリーズ第1作の「ガメラ 大怪獣空中決戦」から進化した、第2作「ガメラ2 レギオン襲来(1996年公開)」版のG2ガメラが特撮リボルテックに登場!!リボルバージョイントを搭載し、多様な可動、多彩なポージングが可能になったG2ガメラがいまここに降臨!

(右)進化した”G2ガメラ”のディティールを忠実に再現!!
「平成ガメラシリーズ」の第1作から進化を遂げ登場した”G2ガメラ”。肘から突き出した状態のエルボークローや、シャープな印象になった顔つき、全身の彩度を抑えたカラーリングなど細部のディティールを忠実に再現。

(左)ガメラ最強の必殺技「ウルティメイトプラズマ」を再現可能!!
地球上のマナを集め、繰り出されるガメラ最強の必殺技「ウルティメイトプラズマ」!!レギオンを打ち破ったガメラ一生に一度の大技を腹部パーツの交換により再現可能!!
(右)大迫力の「プラズマ火球」パーツが付属!!
ガメラの必殺技「プラズマ火球」は大迫力の新造形で表現!下顎の接続に使用しているリボルバージョイントに挿し込むことでしっかりとホールドできる!!

(左)特徴的な太い尻尾はベンダブル構造を採用
特撮リボルテックSERIES No.033 G2ガメラでは、SERIES No.006 ガメラ/SERIES No.026 ガメラ[1967]とは異なり、尻尾にベンダブル構造を採用。様々なポージングに合わせて自由に動かすことができる。
(右)ミニサイズの小型レギオンが2種付属
劇中で、陸上形態・飛行形態と形を変え街を侵略する小型レギオン。その2つの形態を再現したミニサイズの小型レギオン(陸上形態×7、飛行形態×3)がオプションパーツとして付属!!

(左)ミニサイズの草体が付属
レギオンの卵を宇宙へと飛ばす役割を果たす”草体”をミニサイズで再現!
ミニサイズの小型レギオンなどのオプションパーツと共に「ガメラ2 レギオン襲来」の世界観を再現しよう!!
(右)劇中の激闘・感動が蘇るオプションパーツで様々なシーンを再現しよう!!
ウルティメイト・プラズマ用腹部カバー×1、ミニサイズ 草体×1、ミニサイズ 小型レギオン(陸上形態)×7、ミニサイズ 小型レギオン(飛行形態)×3、ミニサイズ 小型レギオン用スタンド×3、プラズマ火球エフェクトパーツ×1、ネームプレート×1

(左)特撮リボルテックの「ガメラシリーズ」広がるガメラワールド!
SERIES No.032レギオンやスピンオフアイテム「ポリストーン製G2ガメラ」、さらに昭和版にあたるSERIES No.026 ガメラ[1967]SERIES No.027 ギャオス[1967]、平成ガメラシリーズ第1作を表現したSERIES No.006 ガメラSERIES No.007 ギャオスとこれまで発売された特撮リボルテックのガメラシリーズで新たに広がるガメラワールドを体感しよう!!

フィギュア詳細

■全高:約105mm
■可動箇所:全16箇所
■ジョイント使用数:16個
10mmジョイント×4 /
8mmジョイント×7 /
6mmジョイント×2 /
4mmジョイント×3

付属品

ウルティメイト・プラズマ用腹部カバー×1
ミニサイズ 草体×1
ミニサイズ 小型レギオン(陸上形態)×7
ミニサイズ 小型レギオン(飛行形態)×3
ミニサイズ 小型レギオン用スタンド×3
プラズマ火球エフェクトパーツ×1
ネームプレート×1

原型師

渡辺結樹(G-tempest)

希望小売価格:3334円(税別)

©1996 角川映画 NHFN


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特リボのツボ:G2ガメラ

Coming Soon…


特撮研究家の面白話:G2ガメラ

進化し続けるガメラを目撃せよ!
怪獣ファンが夢見たガメラ2の
ウルティメイトプラズマのモデル化!!

 『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年公開、金子修介監督)の製作当初、怪獣造形を手がける原口智生氏はガメラのデザインと造形をどうするか試作モデルを作りながら検討を続けていた。
ハードな物語をガメラに背負わせ、戦闘的でシャープなデザインと造形をガメラに与えたかった金子修介監督・樋口真嗣特技監督の監督サイドの意見と、子供を助けるといった旧作ガメラ本来のイメージ(「頭がけっこう大きくて、ガメラには可愛らしいイメージがあった」と原口氏は語る)を残したい大映のプロデューサーサイドの意見がぶつかり合い、最後まで方向性をめぐって結論が出なかったからだ。

 樋口特技監督の友人でアニメーターの前田真宏氏は、ガメラとギャオスの怪獣デザインをリファイン、ガメラの精悍(せいかん)さと生物感を上げていったが、それが決定デザインというわけではなかった。双方の意見を理解してもらって、原口智生氏にデザインと造形をまとめてもらおうということになったのだ。
正反対の要素を1体のガメラというキャラクターにまとめていくのだから、この作業は大変な仕事だった。

樋口特技監督は「ガメラの映像はカメラが低い位置から狙うアオリ映像になる」と原口氏に語っており、またクライマックスは浅黄(藤谷文子)とガメラが目線を合わせる芝居になるということで、「ならば少し頭を大きくしても、目の表情が生きるかもしれない…」と原口氏は考え、前田案より大きめの頭部を決め、そして全身のシェイプ(形状)、甲羅の体表の生物感は前田デザインを活かす形で進めていった。腹部のデザインとモールドはアクションでスーツにシワが寄るのを防ぐため、原口氏が原生種の亀の写真をいくつも参照してデザインし、まとめ上げた。
ただ、原口氏はアップ用全身スーツ、動きやすいアクション用全身スーツ、プラズマ火球でカッと口を開けるギミック付き(ミューロンの倉橋正幸氏が作製した)の1分の1サイズのマペット・ガメラ、3尺の飛びガメラ、3分の1サイズのマペット・ガメラと撮影効果を高めるスーツと造形物ごとに、ガメラの怒り・性格・表情を変えてもいいという発想を持ち込んだ。
怪獣映画は1933年公開の『キングコング』でもシーンごとにキングコングの大きさが違って見えるという批評があった。ただしそれは、襲われる人間の目で見れば恐怖で大きく見えるし、ティラノサウルスと戦うカットでは頼もしく力強い性格が出てくる。シーンごとに違って見えてもいいというキャラクター表現であり、それこそが映像のモンスターが生きている証拠だった。

 『ガメラ 大怪獣空中決戦』はスマッシュヒットとなり、CGやオープン撮影を大胆に使用していく特撮カットの評価はファンだけでなく映画業界でも高く、金子修介監督と樋口真嗣特技監督の狙いは正しかったことが証明された。
その手応えを得て『ガメラ2 ーレギオン襲来ー』(1996年公開、金子修介監督)は、中心スタッフが本当にやりたかったガメラに向け、さらにデザインと造形を前進することができるようになった。

ガメラの頭部は精悍さを上げるために小さくなり、頭頂のトサカはギザギザ状に強調され、両肘はエルボークロー用の突起が常に出ている状態にするなど、戦闘イメージを上げてみせた。
プラズマ火球の連続発射のために、カッと口を開く角度も大きくなり(スーツと同じ1分の1サイズのマペット・ガメラのギミックだ。下顎から2本の牙が生えているガメラのデザインポイントがいかに優れているか判る。鬼から取ったのだろうが、大口を開ける表情がガメラはまた決まるのだ!)、アップ用全身スーツには、中に入るスーツアクターが首を左右に振るとその動きに合わせてガメラの首が左右に動いていく仕掛けが入って、目と首・下顎の3つの動きを1体のスーツで自在に可動できるようになった。このことにより、ガメラの表情と芝居は格段に表現力を上げていった。このギミックは原口氏の依頼でアップアートのベテラン造形スタッフの阿部達也氏が作り上げた。
前作からアイデアは出ていた、飛行時に腕がヒレ状のウィングに変形する樋口特技監督案も実に印象的な特撮シーンで映像化されていった。
特撮ファンが仰天したガメラ最大の必殺技ウルティメイトプラズマも特撮リボルテックのアクションモデルで遂に立体化することになった。ファンが夢にまで見た怪獣モデルじゃないだろうか。

 原口氏からこんな話を聞いたことがある。
「樋口さんと飲んでた時、フッと樋口さんが
 ”ガメラのおなかの紋様のモールドが開いていくんですよ…”と話し始めた」
「そういうつもりであの腹部はデザインしたわけじゃないんですけど」
と原口氏は笑っていた。

 特撮リボルテックのG2ガメラをウルティメイトプラズマの発射ポーズにポージングさせながら怪獣アクションモデルもここまで来たか…と感無量になってしまった。
かっこいいなぁ…これは燃えるぜっ!!

(特撮研究家 池田憲章)