SERIES No.006 ガメラ 日本特撮史に新時代を築いた平成ガメラ

著名人コメント 映画監督 樋口真嗣氏 「ローレライ」「日本沈没」(監督)「ガメラ1~3」(特技監督) 「なんて事だ。一体の造形物では表現できないのでスーツやギニョール、飛び人形を使い分けて生き物として演出していたのに、このフィギュアはそれを一つでやりきっているじゃないか!」

商品詳細

日本特撮史に新時代を築いた平成ガメラ!
エフェクトパーツにより飛行ポーズと必殺技を再現!!

●日本の特撮映像を衝撃的に革命した“平成ガメラ”第1作目の雄姿をフィギュア化。
●映画に登場したデザインを忠実に再現しつつも、より生物感を強調した造形は、世界の博物館や食玩などで動物・恐竜モデルをてがけて高い評価を得ている松村しのぶならではの完成度。
●17個のリボルバージョイントを搭載し、独特の体型を損なうことなく様々なポーズ付けが可能。
●甲羅にあたる腹部は軟質素材を採用し、曲げて屈ませることができる。
●後脚のパーツをすげかえることで、飛行ポーズを再現。迫力ある噴射炎をエフェクトパーツとして付属。
●手首は左右とも握り、掴みかかろうとしている状態の2種付属。
●尻尾にも3個のリボルバージョイントを搭載。
●宿敵ギャオスを粉砕した必殺技「プラズマ火球」を発射している様子を再現可能。クリア素材に何層もの塗装が重ねられた火球エフェクトパーツを口腔に差し込むことで、劇中クライマックスの迫力が蘇ります。

(左)敵の弱点を見ぬく鋭い視線を精密な塗装で表現
4層に塗り分けられた眼球は迫力を増す充血まで再現されており迫力満点!!生命感あふれるリアルな眼球が超リアル!!
(右)軟らかな質感、緻密に造りこまれた腹部が様々なポージングの再現性を高める・・・
腹部パーツには軟質素材を採用することで、ガメラの下半身の動きをより再現することが可能です。

(左)付属のオプションハンドにより、様々なアクションの腕のポージングが可能!!
手首パーツは2種類あり、共に上下の動きだけでなく左右に動かすことが可能で、より細やかな再現ができます。
(右)3つのジョイント接続で自由にポーズがつけられる尻尾!
大・中・小3つのリボルバージョイントが使用されている尻尾だけでも様々なポーズの表現が可能です。

(左)あらゆる敵を粉砕するプラズマ火球を発射するシーンを再現可能!
ガメラの必殺技であるプラズマ火球は、透明素材を使用した上で、より迫力ある彩色を施すことで劇中以上にガメラの魅力を引き出すことが可能に。同時発売のギャオスとの対決シーンには必須のパーツ。
(右)顎パーツは想像想像以上の開閉ができ、「ガッ」と開いてガメラの雄叫びが聞こえてきそうな程、リアルな造形!!
緻密に造形された牙や歯、丁寧に艶やかな彩色を施された口内。オプションパーツのプラズマ火球を装着することで、さらなる魅力がアップします!

(右)並の攻撃ではダメージを受けない頑丈な甲羅を忠実に再現!
松村しのぶ氏の手により、丁寧かつ迫力ある多面的な甲羅が造形されている。この甲羅の見事な立体造形の表現力によりに後ろ姿のガメラでも美しさや迫力を全く失っていません。
(右)同時発売のギャオスと並べてポージングさせることで、作品の世界観を堪能できる!!
同時発売のギャオスとあわせ、劇中の戦闘シーンなどを再現でき、また、あなただけのガメラVSギャオスの迫力の激闘シーンを想像して楽しむことができます。

フィギュア詳細

■全高:約100mm
■可動箇所 全21箇所
■ジョイント使用量 全17個
10mmジョイント×5 / 8mmジョイント×9 / 6mmジョイント×2 / 6mmダブルジョイント×1

付属品

プラズマ火球エフェクトパーツ、飛行ポーズ用下半身、飛行ポーズ用噴煙エフェクトパーツ兼ディスプレイベース、オプションハンド×2、ネームプレート×1

原型師

松村しのぶ

希望小売価格:2715円(税別)

パッケージの扉部分にはパッケージ限定の書下ろし解説が掲載されています。



特リボのツボ:ガメラ

【特撮映画の革命児、平成シリーズ”ガメラ”】

日本の怪獣ファンがその作品を見るや、「やってくれた!!」と絶賛の声をあげたのが、「ガメラ / 大怪獣空中決戦」(1995)のガメラとギャオスが暴れる特撮シーンであった。

「スターウォーズ」(1977)のモーション・コントロール・カメラの合成シーン以降、突破口を造れず悶々としていた日本特撮に、スーツアクターの入るぬいぐるみ怪獣なのに入念な特撮カットの設計、飛行シーンや超音波光線、プラズマ火球に使われた効果的なコンピューター・グラフィックスのうまさ、人類の終末が迫ハードなストーリーと金子修介監督のドラマ部分と樋口真嗣特技監督の特撮シーンのドラマティックなカット編集で世界でも類例のないSFモンスター映画が眼前に現れたのだ。

すべての要求をモンスタースーツとギニョールの数タイプで立体造形化した原口智生氏の力量が樋口監督の演出を支えていた。

ぬいぐるみでも物語と演出次第で、いくらでも世界と戦えることを実証した日本特撮映画が大きく変る分岐点となったのが「ガメラ / 大怪獣空中決戦」であった。 (特撮研究家 池田憲章)

特リボのツボ:ガメラ

特リボのツボ:ガメラ


【動く!飛ぶ!火球!
 劇中シーンを完全描写!!】

フィギュアについても語りましょう。ガメラと聞いて誰もが思い浮かべる「飛行ポーズ」を、下半身の差し替えで再現できるようにしました
(さすがに首や腕を引っ込めての回転飛行は出来ませんが…)。

今回この差し替えをできるだけ簡単にしようと、腹部のカバーにあたる部分を軟らかい素材で成型しました。
この「軟らかい素材」は原型では表現できないため、中国の工場から届いたサンプルではじめて確認できるのですが、思った以上にストレスなく、カバーを外す必要のないスムーズな差し替えが可能となりました。
そのうえ腹部が大きく曲がることを利用して、より多くのポーズを取らせることもでき、一層「遊びの幅」が広がったと思います。劇中でもその発射シーンに誰もが圧倒された必殺技「プラズマ火球」も、透明素材に塗装を重ねることでスクリーンの迫力を再現しました。
口の中で爆発するように炎があふれ出すこのシーンも、以後の特撮映像に直接影響を与えた描写でした。


特撮研究家の面白話:ガメラ

人類を守り、ギャオスと戦う。ジェット噴射で大空も翔ぶ、大怪獣ガメラを完全再現!!
「ガメラ 大怪獣空中決戦 」(1995年)は、脚本・伊藤和典、特技監督・樋口真嗣、監督・金子修介の3氏が、日本の特撮映画と怪獣映画を大人が見ても楽しめるエンターテイメントとして再生させようと挑んで、この1本でその可能性を実証した記念碑的な映画だ。

 ガメラ・ギャオス共に怪獣造型を手がけた原口智生氏(ギャオスの怪獣デザインのリファインを手がけたのは、樋口特技監督の友人だったアニメーターの前田真宏氏だった)が、昭和ガメラにはなかった猛獣性を感じさせるため、牙や眼球部に工夫を見せて、ガメラを見事に生体兵器の人類のガーディアン(守護神)としてビジュアル化していた。

生体兵器なら、プラズマ火球もジェット噴射の飛行も、人工的に遺伝子操作で与えられたものとして納得できる設定だった。共にCGエフェクトを採用したプラズマ火球とジェット噴射と噴射フレアの光も、どこかメカニック的で設定の生体兵器を実感させてくれるのだ。
樋口特技監督は、昭和ガメラの特撮スタッフへのオマージュとして、その印象的なガメラの初代からの鳴き声を随所で叫ばせた。まるで何かを語り、叫び続けるようなエモーショナルな鳴き声で、仮空ドキュメントのように息づまる展開で見せる映画の中で、「主役は俺だ!」と怪獣映画の刻印を刻みつけた。
今回は、プラズマ火球の炎パーツも付属されているので、映画のバトル・シーンをぜひ再現してほしい。

解説:特撮研究家 池田憲章


レビューリンク

特撮リボルテック SERIES No.006 ガメラを紹介しているサイトや、ブログを集めました。
皆さんも遊ぶときの参考にしてみてください。


ホビーストックさんが運営する大人気レビュー「シマゾウレポート」。ガメラもしっかりと御紹介していただいています。

SLB IN THE EAST
多くのフィギュアをレビューされています!!丁寧な写真と作品紹介が魅力です!!

たあたんのオタTOY
写真の迫力に圧倒されます!サイズ比較に思わず笑みが出ちゃいました★

おるふぇイズム:
応募いただいた中から選ばせていただきました!!ジオラマや、他のフィギュアとの絡みで遊びの幅を広げてくれています!!

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